JR京都伊勢丹美術館えきへ「
北斎の富士 冨嶽三十六景と富嶽百景」展を見に行ってきました。

初めて北斎の絵を生で見ましたが、200年も前の作品の色がきれいな発色のまま残っていることに感動しました。そして富嶽三十六景の、青色のグラデーションの素晴らしいこと!青から白(無色)のグラデーションとコントラストで表現された、澄んだ空気や透き通った水の透明感がとても美しかったです。
そのグラデーションの素晴らしさや、画面のコントラストを存分に楽しむには、間近で見るよりも1~2m離れた場所から見るのが一番良いと思いました。なので人がみっちりと詰まった行列から二歩ほど後退した場所から、悠々と作品を堪能していたのでした(^▽^)
一方、富嶽百景は墨で細かく描き込まれた作品でしたので、こちらは近くでじっくり見るのが良かったです。どちらも画面のどこかに富士山が入っているので、ぱっと見わからない絵などは「どこかな?」と富士山の在りかを探していました。素晴らしい芸術作品ですのに、その中に北斎の遊び心が感じられたのがとても面白かったです。
京都では次に京都文化博物館でも「
ホノルル美術館所蔵 北斎展」が2月1日より開催されます。今回とはまた別な作品が見られる機会なので楽しみです♪
おまけ。手元にある「神奈川沖浪裏」の切手です。

小学生の頃、切手の絵柄の細かさにひかれ、ぽつりぽつり気に入った絵柄のものを集めていました。こちらはその頃に切手収集を趣味としていた親戚が「もう集めないから」と譲ってくださったコレクションの中にあったものです。いただいた切手は今でも時々取り出しては眺めています。有名な美術作品の切手だけでなく、様々な絵柄図案の切手全て小さな美術品に思います(^-^)
今日得たものをいつか自分の作品に活かしたいです*
違和感なく読んでましたから大丈夫です(^-^)v
evergreenさんのところからも富士山が見えるのですね。
四季折々の富士山が楽しめるなんて、羨ましいです。
こちらは比叡山がよく見えるのですが、
四季折々でそんなには表情かわらないです(苦笑)
ただ、冬場、比叡山が雪化粧しているのを見ると
体感温度が2度は下がります;